’14-15 越冬蝶探索|横浜市栄区②-1 (12/23 その1)

新年明けましておめでとうございます。 2015年初投稿です。
毎年同じことを言っていて守れた試しはないのですが、今度こそ、今年こそは継続更新を続けたい、としておきます。

昨年末のネタが少し残っております。12月23日。
11月15日以来の横浜市栄区の観察ポイントへ。

このポイントは【暖蝶寒鳥】のごまさんが継続観察をしているポイントで、 既に何箇所か越冬集団があるはずなのは事前に分かっています。さてどこかなー?

ムラサキツバメ越冬集団A(シュロ)

まず最初に見つけたのは、手を伸ばせば届く高さのシュロの葉に形成された越冬集団。

昨シーズンの1月5日の「越冬塒その1」とまったく同じ場所な気がします。 しかも樹が同じだというだけでなく、葉まで同じような…。 シュロの葉って同じ葉が1年以上保つのですかね?

ムラサキツバメ越冬集団A(シュロ) | Arhopala bazalus | 横浜市栄区
ムラサキツバメ越冬集団A(シュロ)
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
ムラサキツバメ越冬集団A(シュロ)
RICOH CX2
撮り方が悪くて数えにくいですが、11個体のようです。(午前中)
ムラサキツバメ越冬集団A(シュロ)
SONY α57 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
14時過ぎに再確認。13個体に増えたようです。

ムラサキツバメ越冬集団B(シュロ)

次に、これも昨シーズンの1月5日に「越冬塒その3」があったのと同じシュロの樹に、 昨シーズンと違ってたった2個体ですが、小集団を見つけました。

ムラサキツバメ越冬集団B(シュロ) | Arhopala bazalus | 横浜市栄区
ムラサキツバメ越冬集団B(シュロ)
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
ムラサキツバメ越冬集団B(シュロ)
ムラサキツバメ越冬集団B(シュロ)
RICOH CX2
4.5m磯玉柄を使ったインターバル撮影でちょうど届く高さ(約5.5m)
陽当たりも良く既に活性が高そうです。事実、昼すぎに再確認したときには居なくなっていました。

ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ)

3箇所めの集団は、これも昨シーズンの1月5日に「越冬塒その4」として50個体規模の大集団が 形成されたシロダモの樹。当初探索していた位置からだと横向きの葉に形成された集団だったため、 この集団は見つけるまでにかなり時間がかかりました。

ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ) | Arhopala bazalus | 横浜市栄区
ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ)
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
葉が横を向いているので詳細が分かりません。
ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ)
4.5m磯玉柄を使ったインターバル撮影では、ぎりぎり届く高さ。(約6m) ちょうど20個体ではないかと思われます。
ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ)
SONY α57 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM + SIGMA APO TELE CONVERTER 2x EX DG
足場が悪い上に、やり過ぎて集団を刺激してはいけないので、上の写真が撮れたのを機に4.5m磯玉柄を使った撮影は止め、 やや離れた正面から180mmマクロに2xテレコンを付けた360mmで撮ることにしました。 これだと雰囲気は分かりますが、個体数を数えるのはちょっと難しい感じです。
ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ)
ムラサキツバメ越冬集団C(シロダモ)
SONY α57 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM + SIGMA APO TELE CONVERTER 2x EX DG
14時半少し前に再確認。x2テレコン付きの360mmで撮ったものをさらにトリミングしています。 陽当たりが良くなった結果、かえって葉陰とのコントラストで見づらくなってしまったので、 個体数カウント用にわざと露出オーバー(ISO感度を1600にした)した写真も撮ってみましたが、 やはりきちんと数えるのは難しいようです。

ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)

4箇所めの集団は、昼過ぎになって目の前で新たに形成されていった集団です。

ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ) | Arhopala bazalus | 横浜市栄区
ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
十数頭のムラサキツバメが飛び交う中、特にこのシュロの葉に執着する個体が多いように見受けられます。 この時は5個体が集まっていました。但し、どの個体もまだうろうろと葉の上を這いずり回っています。
ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2分後には1個体を残して他は居なくなってしまいました。 この個体だけはこのままここに留まるつもりらしく動かなくなりました。 あとは他の個体が集まってくるかどうかですが、もう少しすると日陰になりそうです。
ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)
SONY α57 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
間もなく日陰になってしまいました。が、日陰になった直後に1個体が合流して2個体になりました。
この時点で集団Cのシロダモはまだ日陰で、これから陽が当たるようになります。 成る程、陽が当たりだす時間帯が遅いから飛び出していく個体が少なくなり、 逆に飛び出した個体が活動を止める頃に陽が当たっているので合流する個体が多くなる。 …結果的に集団が大規模化するということなのですねえ。(納得)
ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)
SONY α57 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
日陰になってしまったのでさすがにもう無理だろうと思っていましたが、 さらに10分後に3個体目が合流しました。
ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)
ムラサキツバメ越冬集団D(シュロ)
SONY α57 + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
最後に確認した14:20頃には、さらに個体数が増えて4個体になっていました。(驚いた)

集団Dが形成されたシュロは陽が当たる時間が長いので、集団維持が難しい気がします。 次回訪問時まで集団が集団が残っているかどうか、要注目です。

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