’14秋 東高根森林公園のクロコノマチョウ⑨ (10/21)

10月21日。前日見つけた羽化直前蛹2個体の様子を確認に2日連続での探索。
16時過ぎに現地に到着して、一直線に羽化直前蛹が付いていたジュズダマ株へ。

…おや? 2個体どころか、3個体羽化しているよ? ※この時初めて気付いた。

早速、3個体を一画面に収めた写真を撮らねばと撮影ポジションを取ろうとしたところ、一枚も撮らないうちに2個体に飛ばれてしまった。 うわぁー、大失敗。

クロコノマチョウ | Melanitis phedima | 川崎市宮前区
クロコノマチョウ(当日羽化個体①)
クロコノマチョウ(当日羽化個体①)
クロコノマチョウ(当日羽化個体①の蛹抜け殻)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
飛ばずに羽化したジュズダマに留まってくれた、黒い個体。 1枚目はノー・フラッシュで。2枚目は内蔵フラッシュを焚いて撮ってみた。
クロコノマチョウ | Melanitis phedima | 川崎市宮前区
クロコノマチョウ(当日羽化個体②)
クロコノマチョウ(当日羽化個体②)
クロコノマチョウ(当日羽化個体②の蛹抜け殻)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
飛び立った2個体のうちの1個体は発生地脇の園外里道へ舞い降りた。 舞い降りた先をよく確認しておいて改めて撮影しなおした。こちらは茶色い個体。 この個体も1枚目はノー・フラッシュで、2枚目は内蔵フラッシュを焚いて撮った。
クロコノマチョウ | Melanitis phedima | 川崎市宮前区
クロコノマチョウ(当日羽化個体③)
クロコノマチョウ(当日羽化個体③の蛹抜け殻)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
最後の1個体は園外里道とは逆方向へ飛んでいって、湿地内樹木の幹に静止した。これも茶色い個体。 この個体は撮影条件が厳しくてノー・フラッシュの写真は撮れなかった。

3個体が一斉に羽化するとしても、同一のジュズダマ株から一斉に羽化するのは珍しい。 せっかく一画面に3個体を収めるチャンスだったのに、不用意に飛ばしてしまって撮影できずに残念。 午前中か、せめて午後の早い時間にフィールドに出られれば、活性も上がっていなくて飛ばさずに撮れたかもしれませんが、仕方ないですね。

最後に、園外里道脇の斜面を何かがころころ転がり落ちてきた。
「何だろう?」
と思って覗き込むと、コガネムシ系の何かの幼虫だった。

コガネムシ系の何かの幼虫
コガネムシ系の何かの幼虫
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
体長4~5cm程度で人差し指付け根くらいの太さがあった。 こんなに大きくなるのは…カブトムシ? でも、カブトムシ・シーズンはとっくに終わって…、来年羽化する個体だろうか。 カブトムシの幼虫って、羽化前年の秋にもうこんなに大きくなってるものですかね? いずれにせよ、なんでころんころん斜面を転がり落ちてきたのか、謎。

この日は成虫3個体の撮影に夢中で、また次の休みが25日でしばらく探索に来られないので、 蛹の探索はざっと確認する程度で済ませた。

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