’14-15 越冬蝶探索|砧公園② (11/22)

11月22日。11月18日に見つけた7個体の小集団の確認に砧公園に移動しました。この日は、このため高さ約1mの脚立を持ってきています。

まず最初に7個体の小集団の様子を確認します。

ムラサキツバメ越冬集団 | Arhopala bazalus | 東京都世田谷区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
ムラサキツバメ越冬集団
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
集団は健在で、7個体→9個体に個体数が増えていました。 脚立持参で正解。α57でも地上3mの越冬集団が綺麗に撮れています。(1枚目) でも、集団の個体数を正確に確認するにはインターバル撮影で上から撮影する必要がありますね。 脚立の上からなのでインターバル撮影も磯玉柄でなく一脚で充分で、とても楽でした。(2~3枚目)

さて、次にfanseabさんの見つけた他2か所の小集団はどこでしょうか?

「塒A」跡地 | 東京都世田谷区
「塒A」跡地
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
塒の葉の形状、庇の葉のかかり方が特徴的なfanseabさんの「塒A」の場所が判明しました。 しかし、残念ながらムラサキツバメの姿は無しです。 「塒B」の場所はこの日も分からず終いでした。

しかし、この探索中に他にもう1か所、3個体の越冬小集団を見つけました 脚立上からであれば充分上から目線で撮影可能な地上わずか2m程度の位置。

ムラサキツバメ越冬集団 | Arhopala bazalus | 東京都世田谷区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α57 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
わずか3個体ですが、枯葉に身を寄せるなど上の9個体集団と同じような過程での集団形成のようです。

さらに、地上から確認できない「上に庇のある怪しい葉」を脚立上から一脚インターバル撮影で次々と盲滅法に撮影。 ほとんどの葉は空でしたが、1か所だけ単独越冬個体を発見しました。地上4m以上はあろうかという位置。

ムラサキツバメ単独越冬個体 | Arhopala bazalus | 東京都世田谷区
ムラサキツバメ単独越冬個体
RICOH CX2
この個体も枯葉に身を寄せています。集団形成の端緒には枯葉が重要な役割を果たすのでしょうか。

この日は結局、合計3か所/13個体の越冬集団(1か所のみ単独個体)の確認が出来ました。 fanseabさんの「塒A」が空になっているなどまだ流動的なようなので、次回探索も暗くならない時間帯に行おうと思います。 だとすると、次は29日土曜日ですが、今シーズンまだ未確認の泉の森・ふれあいの森(大和市)にも探索に行きたいので、また15:00過ぎでしょうかね…。

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