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ウラギンシジミ

’16-17 越冬蝶観察③:泉の森・ふれあいの森

’16-17の越冬蝶観察状況を観察地ごとにまとめます。

大和市の泉の森・ふれあいの森はムラサキツバメ越冬集団を初めて自力発見した、’11-12シーズン以来の探索地です。
特に昨期(’15-16)には年末に50個体前後の大集団と44個体の大集団が2箇所で観察できました。 今期(’16-17)はどうでしょうか。

観察日順にまとめます。

11月5日(今季初観察)

昨期(’15-16)年末には50個体前後の大集団が観察された桑の木に、今年も越冬集団が形成されていました。 この桑の木は毎年ムラサキツバメの越冬集団が形成される泉の森「最有名物件」のようです。

この日は、2箇所に分かれて計17個体(10+7個体)の集団が確認できました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団A)
ムラサキツバメ(越冬集団B)
RICOH CX2

ぐるりと一周しましたが、他のポイントではまだ越冬集団は観察できませんでした。

他に、同日ふれあいの森で活動中だったムラサキツバメ♂とツマグロヒョウモン♀の写真を載せておきます。

ムラサキツバメ(♂開翅) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(♂開翅)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
ツマグロヒョウモン(♀) | Argyreus hyperbius | 神奈川県大和市
ツマグロヒョウモン(♀)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

11月28日(今季2回目)

残念ながら前回観察した桑の木の越冬集団は解消されていました。 (WEBで検索したところ、1週間前までは桑の木の集団も残っていたようです)

その代わりに、ふれあいの森のクヌギのポイントで4箇所に分散して計43個体(10+3+10+12+8個体)のムラサキツバメ越冬集団を確認しました。 昨期に引き続き2年連続での観察です。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団C-1)
ムラサキツバメ(越冬集団C-2)
RICOH CX2
重なった2枚の葉に10個体+3個体で計13個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-3)
RICOH CX2
こちらの葉にも10個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-4)
RICOH CX2
こちらの葉では13個体が確認できますが、1個体ムラサキシジミが混じっているようです。
ムラサキツバメ(越冬集団C-5)
RICOH CX2
黄色く色づきかけた葉にも8個体。

草柳園フィッシングセンターの北側道路沿いでも2箇所計5個体(1+4個体)のムラサキツバメ越冬集団を確認しました。 この近くの桑の木で昨期(’15-16)44個体の大集団が観察できましたが、今期は桑の木には集まっていないようです。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体D)
RICOH CX2
単独越冬個体。ええと、この樹種なんだっけ?
ムラサキツバメ(越冬集団E)
RICOH CX2
アオキの葉に4個体。

他に、ウラギンシジミが3個体並んで越冬していたので載せておきます。

ウラギンシジミ | Curetis acuta paracuta | 神奈川県大和市
ウラギンシジミ(越冬個体×3)
RICOH CX2

12月30日(今季3回目)

年末に3回目の観察に訪れました。

ふれあいの森のクヌギの木はすっかり落葉していましたが、まだいくつか枯れ葉が残った枝先がありました。 その枯れ葉に…、3箇所計14個体(1+3+10個体)のムラサキツバメ越冬集団が残っていました。 頑張りますね。
※C-1等の符号は前回のものと対応していません。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体C-1)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
単独1個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-2)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
こちらの葉には3個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-3)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
こちらの葉はまとまった集団で10個体。

草柳園フィッシングセンターの北側道路沿いの越冬集団も残っていました。 2箇所計8個体(3+5個体)になってました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団D)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
3個体に増えていました。
ムラサキツバメ(越冬集団E)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
アオキの葉の集団も5個体に増えていました。

泉の森「森のはらっぱ」付近のアオキで3個体の集団を確認しました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団F)
RICOH CX2

最後に、twitterで教えてもらった「ハマユウ鉢植え」のポイントで2箇所計11個体(10+1個体)のムラサキツバメ越冬集団を確認しました。 この場所は、昨期(’15-16)は何と3月まで集団継続が観察されていたそうです。 また、驚いたことに膝の高さなので屈み込んでの撮影でした。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団G)
ムラサキツバメ(越冬個体H)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

1月9日(今季4回目)

いいかげん長い記事になってきましたが、もう1日分だけ。
年明けは1月9日に訪れました。

ふれあいの森のクヌギのポイントでは、枝先の枯れ葉でまだ頑張っていました。 5箇所計17個体(1+3+2+7+4個体)です。 この枯れ葉上でいつまで集団が保つのか、楽しみになってきました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体C-1)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
1個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-2)
RICOH CX2
3個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-3)
RICOH CX2
2個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-4)
RICOH CX2
7個体。
ムラサキツバメ(越冬集団C-5)
RICOH CX2
4個体。

草柳園フィッシングセンターの北側道路沿いの越冬集団も健在で、2箇所計11個体(5+6個体)になっていました。 少しずつ増えています。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団D)
RICOH CX2
3個体→5個体。
ムラサキツバメ(越冬個体E)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
5個体→6個体。

泉の森の南東角付近でマテバシイの葉上のムラサキツバメ越冬集団を新たに確認しました。 10個体です。
この場所も、昨期(’15-16)にも越冬集団が形成された場所です。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団I)
RICOH CX2
10個体の新集団。

東舟翁の碑付近のアオキ低木のポイントでも、5個体のムラサキツバメ越冬集団を新たに確認しました。 この場所も、やはり昨期(’15-16)も越冬集団をが形成された場所です。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団J)
RICOH CX2
5個体の新集団。

第2駐車場付近のシュロに単独個体が居ました。 この場所も、やはり昨期(’15-16)集団が形成された場所です。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体K)
RICOH CX2
1個体。

「森のはらっぱ」付近の越冬集団はムラサキシジミ2個体の集団になっていました。 葉も同じアオキの別の葉に移動しています。 (前回の3個体もムラサキシジミ混在だったかもしれません)

ムラサキシジミ(越冬集団) | Narathura japonica | 神奈川県大和市
ムラサキシジミ(越冬集団L)
RICOH CX2
ムラサキシジミ2個体。

もう1箇所新集団を見付けました。 民家園付近のアオキで、12個体ほど居るようです。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団M)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
12個体の新集団。

ハマユウ鉢植えの越冬集団も個体数を増やし、15~16個体ほど集まっているようです。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団G)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ムラサキツバメ(越冬集団G)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
15~16個体ほど居るようです。

とりあえず今回はここまで。続きます。

’16-17 越冬蝶観察②:早野

’16-17の越冬蝶観察状況を観察地ごとにまとめます。

川崎市麻生区のポイントは、’15-16シーズンに川崎市内で初めて自力発見したムラサキツバメ越冬集団のポイントです。 それも個体数37~38の大集団でした。 当然’16-17シーズンにも大期待。真っ先に探索に行きました。(ですが、フライング過ぎて集団形成の気配も無し)

その後もそのうち集団形成が始まるだろうと時々覗きに来るのですが、 その気配も無いまま11月も中旬を過ぎるとさすがに焦ってきて、 11月下旬は藤沢市や大和市のポイントへ越冬集団を探しに行ってしまいました。

ようやく前年の大集団と同じアオキの株に10個体の小集団を確認したのは、12月3日になってからでした。

ムラサキツバメ越冬集団①(アオキ)

ムラサキツバメ越冬集団(12月3日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
ムラサキツバメ単独個体
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

ようやく見付けた越冬集団。個体数は10。
ところが撮影しているうちに刺激してしまったのか、急に2個体が飛び出してしまって目の前で10→8個体に減。

飛び出した2個体が戻ってきてアオキの周りを窺う様子だったので見ていると、 約15分後に1個体が別の葉に今夜の寝床を決めて落ち着いてくれました。(写真3枚目)
飛び出したもう1個体は、その後も何度か戻ってきたものの、最後は余所で夜を過ごすことにしたようです。

ムラサキツバメ越冬集団(12月10日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

一週間後の12月10日に再訪したところ、越冬集団は推定21個体まで大きくなっていました。

但し、残念ながらこの21個体がこの集団の観察個体数のピークでした。
4日後の12月14日には少し減って15個体、さらに3日後の12月17日にも16個体を維持していましたが、 12月23日に訪れた際には0個体。何らかの要因で集団が解消されてしまっていました。

ムラサキツバメ越冬集団(12月14日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ムラサキツバメ越冬集団(12月17日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
ムラサキツバメ越冬集団跡(12月23日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
よく見ると葉の重なり順が変わって集団のあった葉が前に出ています。強風のせいでしょうか。 但し、fanseabさんによれば異変は12/18-19とのことですが、 その12/18-19は風速2~3m程度と比較的穏やかな風の日だったようです。

ムラサキツバメ越冬集団②(柑橘類)

観察中のムラサキツバメ越冬集団が無くなってしまってがっかりしていましたが、fanseabさんの探蝶逍遥記により近くの柑橘類にも15個体規模の越冬集団があるという情報を得ました。 早速12月28日に再度訪問しました。

「思い当たる柑橘類はここしかないな」と思いながら樹の周りを巡ると、 情報よりもやや小さくなった越冬集団がそこにありました。

ムラサキツバメ越冬集団(12月28日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

どうやらウラギンシジミ、ムラサキツバメ9個体に加えてムラサキシジミも2個体混在している様子です。 この集団はその後、元旦(1月1日)と1月11日にも経過観察しました。

ムラサキツバメ越冬集団(1月1日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

1月1日の状況です。
ウラギンシジミ、ムラサキツバメ6個体、ムラサキシジミ1個体のようです。少し減ってしまいました。

ムラサキツバメ越冬集団(1月11日) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
ムラサキシジミ単独個体
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

1月11日の状況です。
ウラギンシジミとムラサキツバメ2個体のみと、かなり寂しい状況になってしまいました。 ムラサキシジミは別の葉に単独個体が居ました。

またしばらく楽しめるかと思ったのですが、思ったより速いペースで個体数が減ってしまいました。 ここ数日の寒波でまた状況が変わっている(集団解消?)と思いますが、どうでしょうか。 そろそろまた確認に行きたいと思っています

’16-17 越冬蝶観察①:東高根森林公園

※一度投稿済みの記事を全面的に書き換えました。

’16-17の越冬蝶観察状況を観察地ごとにまとめます。
最初は東高根森林公園から。

自宅から近いので観察回数は多いようですが、 ほとんど夕方16時過ぎにしか時間が取れない水曜日に苦肉の策で訪れたものです。 好天の日の朝のうちに来園すれば、ムラサキシジミがそこかしこで開翅する姿が見られる公園なのですが、 今シーズンはこの公園で一度もムラサキシジミを観察していません。

’15-16シーズンにこの公園で初めてムラサキツバメ越冬集団を観察したので、 今シーズンも期待したのですが、残念ながら集団形成は見られませんでした。 (ムラサキシジミ同様、個体の観察すらできませんでした)

一方、’15-16シーズンには年末までに全観察個体をロストしてしまったウラギンシジミの越冬個体については、 年明けの1月4日時点でも11個体を継続観察できています。

観察日 10月30日 11月30日 12月7日 12月21日 12月27日 1月4日
個体数 25 17 24 31 14 11

年末に数が減ったのは昨年と共通ですが、 これはここ数年順次行われている湿性植物園の木道改修工事の影響があると考えています。 今シーズンは工事の影響を受けないエリアに観察個体が残っています。

ウラギンシジミ越冬個体(抜粋)

稲作田ゾーンの非常に観察しやすい位置に12月7日から継続観察中の個体があります。 12月に何度か20度前後まで気温の上がった日がありましたが、じっと休眠を続けています。

ウラギンシジミ(稲作田ゾーン) | Curetis acuta paracuta | 川崎市宮前区
ウラギンシジミ(12月7日)
SONY α77II + SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
ウラギンシジミ(1月4日)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

花木広場下部の比較的近接したアオキ葉裏に2箇所計5個体(2+3)のウラギンシジミ越冬個体を見出したのが12月7日。 その後12月21日に4個体(2+2)、12月27に4個体(2+2)と来て1月4日に2個体(0+2)と推移しました。
1月4日時点で生き残っている2個体の写真のみ掲載。

ウラギンシジミ(花木広場下部) | Curetis acuta paracuta | 川崎市宮前区
ウラギンシジミ(1月4日)
ウラギンシジミ(1月4日)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

古代植物園や花木広場上部で当初見られたウラギンシジミ越冬個体は、冬が本格化するにつれて姿を消していきます。 (暖かい日に、風などの影響を受けにくい谷戸底部へ移動するのだと考えています)
その花木広場上部の地上わずか十数センチの位置で越冬継続している個体が居ます。

ウラギンシジミ(花木広場上部) | Curetis acuta paracuta | 川崎市宮前区
ウラギンシジミ(12月21日)
ウラギンシジミ(1月4日)
SONY α77II + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
実は12月27日に一度ロストしていたのですが、場所が分からなくなっていただけのようです。

キタキチョウ越冬個体

例年花木広場付近で観察できるキタキチョウの越冬個体が今シーズンは全く見られません。 最後に観察したのは、10月30日の羽化直後個体でした。 羽化直後のキタキチョウを観察したのは初めてなのでそれは嬉しいのですが、 越冬個体がまったく見つからないのが気がかりです。

キタキチョウ(羽化直後個体) | Curetis acuta paracuta | 川崎市宮前区
キタキチョウ(羽化直後個体)

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