10月8日。
9月下旬に三浦半島内でクロマダラソテツシジミが採集されているという情報に接したので、様子見に行ってみた。
ポイント(1)
ポイントの広い敷地内をざっとひと廻りしたが、食害形跡のあるソテツは見当らない。ここでは未発生かもしれないと半ば諦めかけましたが、運良く1♂だけ確認することができた。
クロマダラソテツシジミ以外では、ウラナミシジミやキタテハ、ヒメアカタテハが多く見られるはずのポイントでしたが、この日はウラナミシジミの個体数も少なく、キタテハ、ヒメアカタテハはまったく見られなかった。仕方なくイチモンジセセリなどを撮影していた。
ポイント(2)
10kmほど離れた別ポイントへ移動。到着が16時近い時間になってしまったので成蝶の出現は望み薄のため、ソテツを丹念に見て回った。
ここでも、食害形跡のあるソテツは見当たらない。死骸がソテツの葉に引っかかっているのをひとつ見つけましたが、損壊が激しくて種の同定には至らない。
ソテツのチェックを全体の90%ほど終えたところで、ようやく食痕のあるソテツ1株だけ発見。 クロマダラソテツシジミの幼虫を大小16個体確認した。
この時点で終齢幼虫が確認できたのだから、2週間後の10月21日頃に再訪すれば成蝶の発生が確認できるでしょうか。 (まさか、台風の影響で雨になるとは思っていなかった)
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