新治市民の森にて(ミヤマセセリ、コツバメ ほか)<’15/03/22>

探蝶記事が2/14のモンキチョウ初見で止まっているうちに、世間ではギフチョウが飛び始めてしまったので、ちょっとカレンダーをすっ飛ばします。

3月22日。
天気が回復して気温も上がりそう。

「今日はコツバメとミヤマセセリが飛ぶ…!」

とほぼ確信して新治市民の森へ。 ここのミヤマセセリはここ数年お馴染みですが、コツバメは未見。 何とか今年こそコツバメに出逢いたいところです。

新生蝶

現地に到着してまず最初に現れたのがミヤマセセリ。 既に複数個体が発生していて♂同士で絡み飛ぶ様子も見られましたが、まだ数は少なく、飛び古した個体も見られず、予想通り発生初期でしょう。

ミヤマセセリ | Erynnis montanus | 横浜市緑区
ミヤマセセリ♂
定番の開翅日光浴。
ミヤマセセリ♂
この日最初に現れた個体。
ミヤマセセリ♂
ミヤマセセリ♂
写真としてはイマイチですが、ミヤマセセリの吸蜜行動は珍しいような…。
ミヤマセセリ♀
発生初期にも関わらず、予想外にも♀が現れました。 もうちょっとマシなところに止まってくれれば良いのに。
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

ここ数年通うも未見だったコツバメ。念願叶って新治での初見が叶いました。 コツバメ自体も昨年の石砂山に次いでまだ2度目の出逢いです。

コツバメ | Callophrys ferrea | 横浜市緑区
コツバメ
コツバメ
素早い上に、重い180mmを手持ちで上に向けて撮っているので歩留まりが悪い。 手振れしたりピントを外した写真が多く、何とか見られる写真があって良かった。 次の機会にはもう少しじっくり撮りたいところ。
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

ルリシジミも出始めており、3箇所で見かけました。 撮影できたのは2個体。

ルリシジミ | Celastrina argiolus | 横浜市緑区
ルリシジミ
ルリシジミ
どちらも縁毛が生え揃った新鮮個体。
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

新生蝶は他にモンキチョウとモンシロチョウをそれぞれ1個体ずつ見かけましたが、 撮影チャンスはありませんでした。 ベニシジミやツバメシジミ、スジグロシロチョウあたりも出てないかと期待していたのですが、 その姿無しでした。

越冬蝶

一方、越冬蝶はテングチョウ、ルリタテハ、キタテハ、キタキチョウ、ムラサキシジミが見られ、 一瞬でどちらか同定出来ませんでしたがアカタテハorヒメアカタテハも1個体現れました。

越冬蝶で一番個体数が多かったのがテングチョウ。撮影したのはそのうちのごく一部です。

テングチョウ | Libythea celtis | 横浜市緑区
テングチョウ
テングチョウ
テングチョウ
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

ルリタテハは池ぶち広場付近に3個体ほど現れたうちの1個体が良いモデルになってくれました。

ルリタテハ | Kaniska canace | 横浜市緑区
ルリタテハ
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
ルリタテハ
※SONY α57+TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO

キタテハの個体数はルリタテハよりも多かったが、お互い牽制し合って追い合うのであまり撮れていない。

キタテハ | Polygonia c-aureum | 横浜市緑区
キタテハ
キタテハ
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

1個体だけ現れたムラサキシジミ。開翅…は残念ながらお預け。♂♀も不明。

ムラサキシジミ | Narathura japonica | 横浜市緑区
ムラサキシジミ
※SONY α77II+SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM

キタキチョウの撮影チャンスはありませんでした。

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