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12月下旬のアーカイブ

’17-18 越冬蝶観察(5):泉の森・ふれあいの森③④⑤

’17-18 越冬蝶観察(1):泉の森・ふれあいの森①②の続きです。
①②は11月4日と11月25日の記録でしたが、今回は③④⑤として12月9日、12月30日、1月6日の3回分です。

泉の森・ふれあいの森③(’17年12月9日)

前回11月25日から、2週間ぶりの訪問でした。 まずは、前回観察地の状況から。

前回(11月25日)、計3箇所38頭(15頭、20頭、3頭)のムラサキツバメ越冬集団が観察できた野外教室広場のクワは ほぼ落葉しており、越冬集団は消滅していました。 周辺で1♂が活動中で、わずかに残った葉の上で開翅してくれました。

ムラサキツバメ | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ♂(開翅)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

泉の森第二駐車場付近のシュロで観察した3~4頭の小規模集団も消滅していました。

泉の森とふれあいの森の中間にあたる東名脇のアオキで観察した計3頭(2頭+単独個体)のムラサキツバメも 居なくなっていました。

つまり、前回(11月25日)時点で観察できた越冬集団は全て消滅していました。(;゚Д゚)

代わりに観察できたのは次の2箇所です。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
前回集団が観察できなかった熊野神社脇のクヌギの枯葉に6頭のムラサキツバメ越冬集団が出来ていました。 しかし、既に枯葉になっているので、風前の灯です。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
釣堀道路沿いの斜面のアオキで見つけた2頭集団。帰りがけに再確認すると3頭に増えていた。

過去に実績の有るポイントは全てチェックしましたが、この日観察できたのは上記2箇所だけでした。

なお、この日は帰りがけに早野へ転戦しました。

泉の森・ふれあいの森④(’17年12月30日)

クリスマス前後に体調を崩したため、少し間が空いて12月30日に再訪しました。

ふれあいの森熊野神社脇のクヌギの6頭集団は案の定消滅していましたが、枯葉の中で越冬中の単独個体を見つけました。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2枚目は1枚目と同じ写真をトリミングして拡大。

園外の釣堀北側で前回観察した3頭集団は消滅していましたが、東名脇のアオキで越冬中の単独個体がまた見つかりました。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
3枚の葉で囲まれたような塒。居心地は良さそうです。 ここのアオキで長居した例は無いのですが、この子はどうでしょうか。

前回集団消滅した泉の森第二駐車場付近のシュロのすぐ隣のアオキに単独越冬個体が居ました。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
何枚かの葉の奥なのですが、閉塞感はあまり無く陽当たりが良い。 ここは長続きしないでしょう。

前回まで集団形成の気配が無かったハマユウに4個体が集まっていました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2年連続で3月まで継続観察されたポイントにようやく集まってきました。 今シーズンは半ば諦めていたので、楽しみです。

ところで、この日は熊野神社脇のクヌギを見上げていると同好の紳士に声をかけられました。 「相模の蝶を語る会」所属の山崎隆嗣氏と仰る方で、いろいろ参考になる情報をお聞かせいただきました。 このBlogへご訪問いただくことは無いかもしれませんが、この場を借りて御礼申し上げます。

なお、この日も帰りがけに早野へ転戦しました。

泉の森・ふれあいの森⑤(’18年1月6日)

年が明けました。 新年最初の観察地は泉の森・ふれあいの森ではなく舞岡でしたし、その次も四季の森公園だったのですが、 記事作成の都合で先にこちらをupします。

ふれあいの森熊野神社脇のクヌギ単独個体ですが、なんと同じ枯葉がまだ残っていて継続越冬中でした。 動いていないのでしょう。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
露出オーバーでしたが、情けないことに露出修正後の写真は全てピンボケだったのでこちらを掲載します。

園外の東名脇アオキの越冬個体のほか、釣堀北側一帯で越冬中のムラサキツバメは見つかりませんでした。 東名脇のアオキは居心地が良さそうと思ったのですが、長続きしなかったですね。

泉の森に入って、しらかしの池北側の名無しの森(ビジターセンターで尋ねたところ、名前が付いてないそうです)で、今シーズン初めて越冬集団が見つかりました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
塒はアオキです。5頭かと思っていましたが、画像を詳細に確認すると7頭居ますね。

泉の森第二駐車場付近のポイントで越冬中のムラサキツバメは居なくなっていました。

3年連続での長期継続観察を期待しているハマユウは、前回と同数の4頭集団でした。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

これで終わりかと思ったら、かしゃば山林間広場の片隅でもう一つ集団を見つけました。 最初は上の1頭だけ見えて「単独個体」と思って撮ったのですが、ピント確認のために拡大してみてびっくり。 ごちゃごちゃして分かりにくいですが、5頭くらい集まっているようです。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2枚目は1枚目と同じ写真をトリミングして拡大。

いつ落葉消滅してもおかしくないクヌギを除くと、現在の継続観察地は3箇所。 今年はいつ頃まで愉しませてくれるでしょうか。

’17-18 越冬蝶観察(4):早野①②③④

明けましておめでとうございます。

2018年も、ゆるゆるな記事投稿を行ってまいります。 相変わらずお客様の少ない過疎Blogですが、今年もよろしくお願いします。

さて、11月26日、12月9日、12月16日、12月30日の4回にわたり、地元川崎市の北部、早野早野にて越冬蝶を探索しました。

早野①(’17年11月26日)

早野では、’15-16から2年連続でムラサキツバメ越冬集団を観察しています。 特に個体数が多かったのが’15-16シーズンで、’15年12月31日の大晦日に37~38個体の大集団が観察できました。 今シーズンもこの地での観察は既定路線でしたが、現地訪問に先立つ11月19日に探蝶逍遥記にこの地の越冬集団形成状況がupされていましたので、 今回はその後追い確認的な探索になりました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
’15-16シーズンに大集団が出来たアオキでは、探蝶逍遥記では『坊主』と 報告されていましたが、この日は左右2箇所に分かれて、それぞれ3頭と5頭の小集団がありました。 これから集団形成が進むのでしょうか。そうなることを期待したいところです。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
次に柑橘類のポイントを確認します。探蝶逍遥記では、 『2箇所に分かれて、それぞれ3頭と6頭の小集団』と報告されていましたが、 既に集団は1箇所に集約され、個体数は15頭の中規模集団に成長していました。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
他にも、可能性の高そうな場所を物色していきます。 落葉樹のクヌギの葉に越冬集団が形成されるのですから、クリでも可能性はあるはずだ…。 本当に4頭の小規模集団が見つかりました。

アオキの集団の個体数がこれから増えていくのかどうか、柑橘類の集団の個体数が更に大規模に育っていくのかどうか、 が次の観察時のポイントでしょう。

早野②(’17年12月9日)

12月9日に再訪しました。
前回観察したポイントを再確認する前に、早野聖地公園内の「下谷の杜」のポイントを探索しました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
桑の葉に2頭だけ小集団を作っていました。 もう少し集まってないかと思ったのですが…。

この後は、前回の観察ポイントを順次確認して回りました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
アオキの越冬集団は、右側にあった5頭集団が無くなって左側の3頭集団のみになっていました。 個体数増加を期待していましたが、むしろ減っていました。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
柑橘類の個体数も減っていました。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
クリの木の4頭集団は6頭になり、若干ですが個体数が増えていました。 また、新たに10頭の越冬集団が出来ていました。

個体数増加を期待していたアオキ、柑橘類いずれのポイントも個体数が減っていてがっかりしました。 代わりにクリの樹の個体数が増えていましたが、落葉樹なので短い運命の仮宿です。

早野③(’17年12月16日)

年末年始まで再々訪する予定は無かったのですが、12月10日の探蝶逍遥記に 『ムラサキシジミの10頭集団』の報告があったので、予定変更して再々訪。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬個体
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
「下谷の杜」の桑の樹は落葉が進み、かろうじて1頭が残っていただけでした。
ムラサキシジミ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキシジミ越冬個体
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
アオキはついに最後の1頭になってしまいました。 しかもよく見たら、残っていたのはムラサキツバメでなくムラサキシジミでした。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2
柑橘類の集団は5頭になっていました。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキツバメ越冬集団
ムラサキツバメ越冬個体
ムラサキツバメ越冬集団
RICOH CX2 又は SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
落葉樹のクリの樹の集団ばかりが個体数を増やしています。 集団は3箇所に分散し、それぞれ18頭(ムラサキシジミとの混群)、1頭、5頭でした。 18頭規模になるとかなり見応えがあります。

件の『ムラサキシジミ10頭集団』も見つかりました。 但し、個体数は5頭になっていました。残念。

ムラサキシジミ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 川崎市麻生区
ムラサキシジミ越冬集団
RICOH CX2
アラカシの高所の葉。残念ながら『10頭集団』は既に5頭に減っていました。 それでも、今まで見たのは最高3頭まででしたから、ムラサキシジミの集団としては新記録です。

早野④(’17年12月30日)

12月16日までに観察していた、全ての越冬集団が消滅していました。 クリの樹の集団は落葉していました。これは仕方有りません。 しかし、常緑樹のアオキ、柑橘類の越冬集団も、今シーズンはずっと個体数を減らし続け、 集団が大規模化しませんでした。残念です。

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