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神奈川県大和市のアーカイブ

’17-18 越冬蝶観察(8):泉の森・ふれあいの森⑥⑦⑧⑨

’17-18 越冬蝶観察(5):泉の森・ふれあいの森③④⑤の続きです。
前回は1月6日までの記録でしたが、今回は1月20日、27日、2月11日、3月3日の4回分です。

泉の森・ふれあいの森⑥(’18年1月20日)

まず、前回ラストの1月6日時点の復習ですが、1)ふれあいの森熊野神社脇のクヌギ枯葉にムラサキツバメ単独個体、2)しらかしの池北側の名無しの森のアオキにムラサキツバメ7頭集団、3)ハマユウのムラサキツバメ4頭集団、4)かしゃば山林間広場のムラサキツバメ5頭集団と、4箇所でムラサキツバメ越冬集団・個体を観察していました。 それぞれ、どうなったでしょうか。

16日ぶりに再訪してみると、1)のふれあいの森熊野神社脇のクヌギ枯葉、2)のしらかしの池北側の名無しの森のアオキ、4)のかしゃば山林間広場の単独個体・越冬集団は、いずれも居なくなっていました。 唯一残っていたのは、3)のハマユウの越冬集団。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

前回と同数のムラサキツバメ4頭集団が確認できました。

泉の森・ふれあいの森⑦(’18年1月27日)

降雪の影響を確認しに、予定を1週間早めて再訪しました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

降雪の影響か、ハマユウの葉がぐんにゃりと張りが無くなって空間がつぶれ気味になっていましたが、 前回と同数のムラサキツバメ4頭集団が確認できました。

泉の森・ふれあいの森⑧(’18年2月11日)

急に暖かくなったこの日。再訪してみると、4頭集団が解消し、単独1頭のみ残っていました。 残った1頭もそわそわ、もぞもぞと活性が高く、今年は3月まで保たずに、次に気温が上がった時には 観察終了になりそうだと感じました。

ムラサキツバメ(単独個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(単独個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

泉の森・ふれあいの森⑨(’18年3月3日)

2月中旬に15℃前後まで気温が上昇した日が2回あったほか、2月28日~3月3日までは連日の陽気で、 特に3月1日には20℃まで気温が上がったので、「居なくなっているだろう」と予想して再訪しましたが、 予想通り居なくなっていました。 越冬個体の最後の確認日は、前回の2月11日ということで観察終了です。

’17-18 越冬蝶観察(5):泉の森・ふれあいの森③④⑤

’17-18 越冬蝶観察(1):泉の森・ふれあいの森①②の続きです。
①②は11月4日と11月25日の記録でしたが、今回は③④⑤として12月9日、12月30日、1月6日の3回分です。

泉の森・ふれあいの森③(’17年12月9日)

前回11月25日から、2週間ぶりの訪問でした。 まずは、前回観察地の状況から。

前回(11月25日)、計3箇所38頭(15頭、20頭、3頭)のムラサキツバメ越冬集団が観察できた野外教室広場のクワは ほぼ落葉しており、越冬集団は消滅していました。 周辺で1♂が活動中で、わずかに残った葉の上で開翅してくれました。

ムラサキツバメ | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ♂(開翅)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

泉の森第二駐車場付近のシュロで観察した3~4頭の小規模集団も消滅していました。

泉の森とふれあいの森の中間にあたる東名脇のアオキで観察した計3頭(2頭+単独個体)のムラサキツバメも 居なくなっていました。

つまり、前回(11月25日)時点で観察できた越冬集団は全て消滅していました。(;゚Д゚)

代わりに観察できたのは次の2箇所です。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
前回集団が観察できなかった熊野神社脇のクヌギの枯葉に6頭のムラサキツバメ越冬集団が出来ていました。 しかし、既に枯葉になっているので、風前の灯です。
ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
釣堀道路沿いの斜面のアオキで見つけた2頭集団。帰りがけに再確認すると3頭に増えていた。

過去に実績の有るポイントは全てチェックしましたが、この日観察できたのは上記2箇所だけでした。

なお、この日は帰りがけに早野へ転戦しました。

泉の森・ふれあいの森④(’17年12月30日)

クリスマス前後に体調を崩したため、少し間が空いて12月30日に再訪しました。

ふれあいの森熊野神社脇のクヌギの6頭集団は案の定消滅していましたが、枯葉の中で越冬中の単独個体を見つけました。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2枚目は1枚目と同じ写真をトリミングして拡大。

園外の釣堀北側で前回観察した3頭集団は消滅していましたが、東名脇のアオキで越冬中の単独個体がまた見つかりました。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
3枚の葉で囲まれたような塒。居心地は良さそうです。 ここのアオキで長居した例は無いのですが、この子はどうでしょうか。

前回集団消滅した泉の森第二駐車場付近のシュロのすぐ隣のアオキに単独越冬個体が居ました。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
何枚かの葉の奥なのですが、閉塞感はあまり無く陽当たりが良い。 ここは長続きしないでしょう。

前回まで集団形成の気配が無かったハマユウに4個体が集まっていました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2年連続で3月まで継続観察されたポイントにようやく集まってきました。 今シーズンは半ば諦めていたので、楽しみです。

ところで、この日は熊野神社脇のクヌギを見上げていると同好の紳士に声をかけられました。 「相模の蝶を語る会」所属の山崎隆嗣氏と仰る方で、いろいろ参考になる情報をお聞かせいただきました。 このBlogへご訪問いただくことは無いかもしれませんが、この場を借りて御礼申し上げます。

なお、この日も帰りがけに早野へ転戦しました。

泉の森・ふれあいの森⑤(’18年1月6日)

年が明けました。 新年最初の観察地は泉の森・ふれあいの森ではなく舞岡でしたし、その次も四季の森公園だったのですが、 記事作成の都合で先にこちらをupします。

ふれあいの森熊野神社脇のクヌギ単独個体ですが、なんと同じ枯葉がまだ残っていて継続越冬中でした。 動いていないのでしょう。

ムラサキツバメ(越冬個体) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬個体)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
露出オーバーでしたが、情けないことに露出修正後の写真は全てピンボケだったのでこちらを掲載します。

園外の東名脇アオキの越冬個体のほか、釣堀北側一帯で越冬中のムラサキツバメは見つかりませんでした。 東名脇のアオキは居心地が良さそうと思ったのですが、長続きしなかったですね。

泉の森に入って、しらかしの池北側の名無しの森(ビジターセンターで尋ねたところ、名前が付いてないそうです)で、今シーズン初めて越冬集団が見つかりました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
塒はアオキです。5頭かと思っていましたが、画像を詳細に確認すると7頭居ますね。

泉の森第二駐車場付近のポイントで越冬中のムラサキツバメは居なくなっていました。

3年連続での長期継続観察を期待しているハマユウは、前回と同数の4頭集団でした。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM

これで終わりかと思ったら、かしゃば山林間広場の片隅でもう一つ集団を見つけました。 最初は上の1頭だけ見えて「単独個体」と思って撮ったのですが、ピント確認のために拡大してみてびっくり。 ごちゃごちゃして分かりにくいですが、5頭くらい集まっているようです。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
SONY α77II + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM
2枚目は1枚目と同じ写真をトリミングして拡大。

いつ落葉消滅してもおかしくないクヌギを除くと、現在の継続観察地は3箇所。 今年はいつ頃まで愉しませてくれるでしょうか。

’17-18 越冬蝶観察(1):泉の森・ふれあいの森①②

’17-18の越冬蝶観察状況を観察地ごとにまとめます。
今季最初の観察地には、神奈川県大和市の泉の森とふれいあいの森を選びました。

泉の森・ふれあいの森①(’17年11月4日)

有名物件である野外教室広場の桑の大木には、今年もムラサキツバメの越冬集団が3箇所に分散して形成されていました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
5個体の小集団です。
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
4個体の小集団です。
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
葉裏側の個体も含めると、概ね12個体居るようです。

上の写真3枚は、いずれも磯玉網用の長柄の先に取り付けたCX2の「インターバル撮影機能」を使って撮ったものですが、 撮影中に刺激を与えすぎてしまったのか、12個体の最大集団が突然一斉に飛び出し、目の前で集団消滅してしまいました。

「しまった、寄りすぎたか」

と思っても後の祭りです。ガックシ。

なお、他の集団形成ポイントでは、残念ながらこの日は越冬集団を見出すことが出来ませんでした。

泉の森・ふれあいの森②(’17年11月25日)

11月25日にも、今季2度目の観察に泉の森・ふれあいの森を訪れました。

泉の森の野外教室広場の桑の大木では、前回と同様、今回も3箇所に分散して越冬集団が形成されていました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
中集団です。15個体くらいでしょうか。
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
こちらは20個体ほど居るようですが、この葉は前回消滅させてしまった集団が利用していた葉と同一です。 余程条件の良い葉なのでしょう。
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2
3個体の小集団です。

他のポイントでは、泉の森の第二駐車場付近のシュロの葉に3~4個体ほどの小集団が出来ていました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2

東名脇のアオキの葉でも、計3個体が、単独個体と2個体に分かれて越冬していました。

ムラサキツバメ(越冬集団) | Arhopala bazalus | 神奈川県大和市
ムラサキツバメ(越冬集団)
ムラサキツバメ(越冬集団)
RICOH CX2

なお、ふれあいの森のクヌギ、泉の森の古民家付近のアオキ、2年連続で3月まで越冬継続が観察されたハマユウなど、 他にも例年の観察で越冬集団形成の実績があるポイントがありますが、今年は今のところ越冬集団は形成されていません。 特にハマユウは3年連続を期待していただけに、ちょっと残念です。

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