ギフチョウ(石砂山)

4月7日。石砂山へギフチョウを撮りに行ってきました。

この地へは昨年に続いて、今回が2度目の訪問です。 昨年は牧馬峠に駐車して山頂付近を歩きましたが、今回は山麓から歩くことにしました。

ギフチョウ | Luehdorfia japonica | 相模原市緑区
ギフチョウ
SONY α55 + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
最初に現れたギフチョウ。撮るには撮りましたが…、距離が遠い。通すぎる…。
ギフチョウ
上の写真をトリミングしてみました。ブレてます。ピントもズレてます。まあ、「居た」という証拠写真には…。

上の梅の木は道路から遠く、仮に近づいたとしても高所の枝先を舞っていたので潔く諦めて先へ進むことにしました。 しばらく行くと梅林があってカメラマン達が多数集まっており、

「ああ、ここがポイントなのだな」

とすぐに判りました。このポイントでは、1時間ほどの間に何度かギフチョウの撮影チャンスに恵まれることが出来ました。

ギフチョウ | Luehdorfia japonica | 相模原市緑区
ギフチョウ
SONY α57 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
スミレで吸蜜してくれましたが、寄りきれずにトリミングしています。
ギフチョウ
SONY α57 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
枯葉に静止。これくらいに寄れれば満足です。
ギフチョウ
SONY α57 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
梅の花でも吸蜜してくれました。トリミングしています。
ギフチョウ
SONY α57 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
静止個体。

昼近くなったので、山頂に登ってみることにしました。

しかし、ここで大失敗。
地図を持たずに来ていたので、山頂への登山口を間違えてしまったのです。

しばらく登っていくうちにどんどん踏み跡が怪しくなり、そのうちに先に誰かが通った形跡こそあるものの明らかに登山道とは言えないルートに…。 それでも半ばヤケクソ気味に登っていくうちに、何とか別ルートの登山道に出て山頂に立つことが出来ました。

但し、時間は1時間半近くかかってしまい、そのため山上ではギフチョウの活動時間はほぼ終わりかけていました。

ギフチョウ | Luehdorfia japonica | 相模原市緑区
ギフチョウ
SONY α57 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO
山上でも何頭かのギフチョウを見ることが出来ましたが、どの個体も飛び過ぎていくだけで静止する気配が無く、 唯一、下山途中に出逢ったこの個体だけが静止してくれました。 それでも、かなり遠めから証拠写真を撮るのが精一杯。

正直、この日は山麓で粘っているべきでした。

コメント

  1. ゆたか より:

    こんばんは! ギフチョウ、2年ばかし見てません ギフチョウは上に登って行きますが、山頂でなくても中腹の小高い頂で待ってると上がってくるので、自分だけの頂を見付けるといいかもです。 山頂で他の人と話をするのもいいけどマナーの悪い人が多いので嫌な思いをすることがあるので。 あとは尾根でスミレの咲いてるとこで待ってみるとか。 風のない天気のいい日なら2時ごろまで見られますよ。

  2. Garuda より:

    コメント有難うございます。

    ギフチョウ、2年ばかし見てません

    だってゆたかさん、最近はハムシとかゾウムシとかカメムシとか…、すっかりそっちの方へ行ってしまってるではないですかw

    仰る通り、山上中心に動いた昨年は石砂山山頂とは別のピークでギフチョウを待ちました。午後の下山途中にも尾根の鞍部に咲いたスミレで2~3度ギフチョウに遭遇・撮影できましたので、今年より個体数が多かった印象です。 (今年は沢奥に残雪がまだ残っていましたので、沢筋での発生はかなり遅くなっただろうと思います)

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